営業部

時代の移り変わりでニーズが多様化する中、お客様の求めているものを最大限に反映させるのが営業部です。お客様と綿密に打ち合わせするだけでなく、最高の製品を提案するため、一人ひとりが金型の専門的知識を備えています。さらに仕様書の作成はもちろん、設計図面や原型製作といった技術面も幅広くカバー。業務の中核を担う重要なポストです。また納期厳守とコスト削減にも尽力しており、効率的な加工を念頭に置いて設計したり、合理的な材料を調達したりと、細部にまで行き届いた心配りで日々の業務に邁進しています。

インタビュー

当社は究極の受注生産なので、
お客様のご要望を形にするのが大切

営業部 中谷(1999年入社)

「学生時代の就職活動で誠宏を知り、金型専門メーカーというニッチな市場に興味が湧いて入社しました。真空成形を専業とする独自性があり、他の業界と比べて優位性を感じたのも誠宏を選んだ理由です。そして入社以来、営業一筋。お客様のご要望にしっかりと応え、信頼して頂くべく仕事に熱意を注いでいます。当社の製品は究極の受注生産。お客様が頭の中で思い描くイメージを、しっかりと形にしなければなりません。それだけに営業と一言でいっても携わる業務は様々。正確な図面を作成するのはもちろん、ニーズの移り変わりに対応するため食品業界の動向も常にチェックしています。これまでの経験値をフルに活かし、お客様に最高品質の金型を提案していますが、入社して15年以上経った今でもまだまだ。毎日のように行っている仕事の精度をもっと上げ、お客様からの信頼をより得られるようにするのが目標です。誠宏のお見積書には“お客様と共にトライアルメイク”と明記されています。つまり、クライアントと当社はパートナーでありたいという意味が込められています。今後もお客様と二人三脚で、より良い成形品が作れるように精進していきたいと思います」。

  • 打ち合わせ

    電話で打ち合わせすることも

  • 図面設計

    受注後すぐに設計図面に着手

  • チェック

    試作を入念にチェック

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製造部(機械加工)

営業部の仕上げた図面を3D化して形にするのが製造部(機械加工)の仕事です。お客様から受注した金型を忠実に仕上げるだけでなく、高度化した要求に十分に応えなければいけません。食品容器の形状が複雑化する一方、低公害、無公害の新しい成形素材にも適応してまいりました。また、営業部と同様に“品質向上”、“納期厳守”、“コスト削減”をテーマに掲げているため、他社に先駆けて先端設備を積極的に導入。作業の効率化を高めると同時に、多様化する金型製作に対応するなど、チャレンジの精神で常に進化しています。

インタビュー

私のような若い社員にも
どんどんチャンスを与えてくれる社風です

製造部(機械加工) 安喜(2014年入社)

「入社時は仕上加工の部署で経験を積み、2016年から現在の機械加工に配属されました。主な仕事は営業部が作成した2D図面を3Dの加工データで表現すること。受け取った図面がどんどん3D化されるのは面白く、常に刺激を受けて仕事をしています。配属当初は1日で3つのデータを作るのが精一杯でしたが、今では6〜8つを作成できるまでにスキルアップしました。その作業の効率化を目指すのと同時に、現在取り組んでいるのが最新設備の操作。誠宏では他社ではあまり見られない、3Dスキャナーと5軸加工機を導入しています。操作が複雑でまだまだ使いこなせていないのが現状ですが、使いこなせば仕事の幅が広がるので会社から期待を寄せられています。確かに高価な機械を扱うのでプレッシャーを感じますが、大きなプロジェクトに関わらせてもらっているのでやりがいは一入。誠宏は入社して間もない私にも、どんどんチャンスを与えてくれる社風です。しかも前述のように仕上加工も経験させてもらい、金型に関しては1から10まで教わりました。今後は営業を含めた全部署にまわり、金型のプロフェッショナルとなって会社に貢献したいですね」。

  • 3Dデータ

    PCを使って3Dデータを作成

  • 先輩の助言

    先輩の助言で仕事がスムーズに

  • 3Dスキャナ

    他社に先駆け3Dスキャナを導入

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製造部(仕上加工)

製造部(仕上加工)は機械加工が終わった金型を、お客様に納品する状態にまで仕上げる重要なポジションです。加工面が目立たないように磨きあげることで、その金型を介して出来上がった容器は透明度が高くなって美しく成形されます。また、真空孔の作業も同部署が担当。0.4ミリから1.2ミリの細かなドリルを使い分け、一つひとつ精巧に孔を開けます。卓越した技術を身に付けるまで時間を必要としますが、代々受け継がれた技術を常に若手社員にも継承しています。営業部と機械加工が繋いだ金型に命を吹き込みます。

インタビュー

やると決めたら社員全員でやり抜く。
確固たるチームワークが誠宏の強み

製造部(仕上加工) 西井(1995年入社)

「仕上加工の中でも、最終的な組み立て全般を担当しています。仕事で一番気を付けているのが安全面ですね。大きな機械を動かしているので、自分だけでなく全員が絶対にケガをしないように注意しています。常に周辺を見渡して、違った操作をしている社員がいるとどんどん声をかけますね。ただ、仕事上のアドバイスは必要最小限。若手社員が自ら考える力を養っていければと思っています。また、誠宏の強みはやはり確固たるチームワーク。営業からの注文を受けて『正直、この納期って厳しいんちゃう』ということが過去に何度かありました。でも、最初からあきらめるんじゃなく、仕上加工の仕事が渋滞していれば、他の部署の社員が何人も手伝ってくれるんです。もちろん逆に機械加工が忙しいときは、仕上加工の社員もヘルプにまわります。当社がモットーとする“納期厳守”は、社員一人ひとりの努力によって守られています。当然、業界トップクラスの品質も追求。私が過去に1年区切りで他部署を渡り歩いたことで、金型全体のスキルが身に付きました。お客様に安心・安全を提供することに、やりがいを感じて仕事に取り組んでいます」。

  • 真空孔あけ

    手作業で行う真空孔あけ

  • 汚れを防止

    隅々まで洗浄して汚れを防止

  • 仲間との連携

    仲間との連携がポイント

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